韓国SAMIL ELTECの制御システムを1994年に日本に初めて導入し、マイコン制御でエレベーターの制御リニューアルを手掛け28年が経過しました。

その当時日本のエレベーターメーカーは新設エレベーターではマイコンでのエレベーター制御を取り入れていましたが、リニューアルでマイコン制御を採用したのは、SAMIL社が最初だったと記憶しています。エレベーターリニューアルに欠かせない制御システムを当初から通信を利用した分散制御方式を採用して、トラベリングケーブルや塔内ケーブルの省配線化を実現し優れた品質で低コストも図り現在まで、提供してまいりました。

近年のエレベーター事故を発端とした規制の強化にもUCMP制御盤の開発を含め、変化し続ける関連法令や社会のニーズに迅速に対応して、多くの機種の認定に寄与してまいりました。 エレベーターの制御リニューアルにつきましては、大手メーカー様を含め多くのエレベーターメーカー様の設置されたエレベーターへの実績があります。もちろん新設のエレベーターへの使用実績も官庁、民間を問わず豊富です。

弊社は制御盤本体の開発に留まらず、タッチパネル操作盤、壁掛けタイプのカゴ及び乗場操作盤、またドアドライブの開発にも力を注いでおり、お客様より高評価を頂いております。 更なる飛躍を遂げるべく2017年4月に新会社「株式会社 JAPAN SAMIL ELTEC」として新たなスタートを致しました。

今後とも、皆様の変わらぬご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長  佐藤 道雄